2019年、俺はCRYAMYを信じる。

はろー!みなさん、最近好きな音楽はありますか?

ぼくの2018年は、まさにtetoの一年だった。2017年年末に、9月になることを聞いた。

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ここから、衝動的なtetoにハマって、と思ったら2018年年始にバズリズムに出た。

 

tetoはここから拝啓という圧倒的なアンセムを引っさげ、バンドの規模をあげながら、1st Full Album「手」を発表する。

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そうしてすごく内省的で人とのつながり、別れを意識した夢見心地でに心を揺さぶり続けられ2018年を終える、はずだった。

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ちなみにこの時点でハンブレッダーズだとか、時速36kmとか、そのへんのバンドがyoutubeのオススメに並び続けた。PK shampooもそうだ。

 

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そんななか、2018年年末にtetoの盗作騒動が起きる。福岡に来れば、両手を上げ、小池に蹴られた2018年とtetoはまさに情報の洪水だった。

 

そんな2018年、オススメ欄にもう一つ心揺さぶるバンドが出てくる。

 CRYAMY(クリーミー)である。最初はたぶんみんな「CRYと暗闇で重ねるのうまいな」って言うと思う。違う。クリーミーである。

 テリトリアル

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最初に聞いたのはこの曲だった。ぐちゃぐちゃしたよくわからん楽器たちと、変なマスク抜きされた歌詞。全体的に狙ってるのがどこまでなのかわからない。ただ、ただ、なんかかっこいい。言葉が全部強い。

「君の絶望に触れていたい」って歌詞、逆に「自分の絶望に触れてほしい」って感情も感じる。

 

普通

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その流れで聞いたのがこの曲。最初聞いた時はそこまで刺さらなかったけど、タイトルといい、曲の雰囲気といい、聞けば聞くほどsyrup16gっぽさを感じて、クセになる。

あとこのボーカル、声とかは違うけど高音の絞り出し方とかすごい尾崎世界観っぽいきがする。似たような顔で絞り出してるんやろうなあって思う。この二つのバンド好きな人間はバチバチに刺さると思う。

 

ディスタンス

 

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そうして、年末公開されたこのMV。サムネイルの「生まれてきて良かったなんて 思ったことはないんじゃないかな まぁついでに言えば生きてきて良かったなんてことも ないんじゃないかな」ってワードがすごく刺さる。

でも俺は2番の「換気扇の下 消える煙 嫌がる臭いも忘れないでね」って歌詞が好き。

これは、吸ってる方がこの匂いを忘れて欲しくないのかなあ、それとも吸われてる方が思うのかなあ。って毎日思う。

この曲好きすぎて煙草吸い始めたまである。なんならアメスピとオプションのイエローである。ばちばちダサいくらい影響受けてる。でもオプションのパープルは甘すぎて無理。本当にごめん。

マジでめちゃくちゃこの曲、っていうかこのバンド退廃的すぎて最高なんすよね。夜にコンビニ行ってカップ麺買う時とか、タバコ吸う時とか聞いてると全部が100倍美味しく感じる。麻薬だよ。枢木あおい見てる時とおんなじ感覚。枢木あおいマジでいいよね。

でも酒飲んでる時はyunomi聞きたいし、河北彩花見たくなる。

 

 

あとは、音源化されてない「delay」っていう曲の「何の才能もないような君が特別だったんだ」っていう言葉とか。

今度singleに収録される「物臭」って曲もめちゃくちゃ好き。

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「トイレには紙がないから買っといてくれよ」「テレビなら金ないから売ったよ、あなたが買ってくれたのにね」「薬局で買った缶チューハイを飲んだ 灰皿の代わりにしようぜ」

とかワードがすげぇ。しかも、なにがすげぇって好きになればわかるんだけど、インスタ見ればわかるけど、これほぼ実話っていう。物臭の内情吐露がすごいから大好き。

マジで、缶チューハイ飲んで灰皿の代わりにした。ライブハウスついたらすぐに酒飲まされて機材壊した。鳥貴族でウーロンハイ飲んで寝ゲロした。メガジョッキ持ってきたやつ許さねえ。っていう内容が毎日更新される。だんだん愛するしか無くなる。最高。

 

どうでしょうか、もういろいろ言うより曲聞けば一発でくると思うんだけどかっこよさすぎませんか?

少なくとも俺は今年絶対CRYAMYを信じるし、いつかめちゃくちゃ信じられんくらいバズると思ってるし、福岡来るときをずっと待ってる。本当に生で見たい。

 

最後に、「メンヘラ予備軍、クズ人間、クズ人間しか好きになれないクズ人間、いつかのクリープを憂いた目で聞いてる人間、五十嵐隆から抜けられないすべての人間へ。今こそ脱却の時。CRYAMYを聞いてくれ。」

じゃあな、みんな、3時には寝ろよ。

BUMP OF CHICKENツアー[PATHFINDER]DVDのヤバさとショーとしての空間について

ブログ始めてみました。ぬるっと気持ち悪い長文が書きたかったんです。

 

BUMP OF CHICKENツアー[PATHFINDER]から約半年。

無事DVDが発売されたことによりぬるっと長文を書きたくなる内容でした。

 

まず選曲がやばい

やばい。新旧いろいろ織り交ぜてて、いろんな曲を幅広く、どの台のライト層でも楽しめる。メロディーフラッグとか死ぬ、pinkieで死ぬ。エバラスとかやるのやめろ、死ぬ。って感じでした。fire signのコーラスヒロが煽るのやめろ。普通に泣くんじゃ。下手だけど。煽り下手だけど。

個人的にはpinkieと友達の唄連続でやったのがやばかったです。なんか個人的にこの曲たちってセットなきがするんですよね。言ってることが同じっていうか。

ただただ演出がやばい

個人的にA4AのrayとかのMVあんま好きじゃないし、東京ドームのミク演出とかスゲェけどなあ。。。って思ってました。

それがただただ今回はまってるんですよね。うなるようなレーザーに呼応する映像。それにPixMobもうごく。静かな曲ではブロックごとに光る。上と床面にもLEDがある。他のサイトでも言われてたけどようやくここ五年くらいでBUMPは特効入れ始めて、その究極系だと思います。A4AのシンプルなVJもカラフルなVJも切ない光が舞うようなVJもすごくマッチしてる。

Youtubeに上がってるものにもあるけど、[ray]のレーザーがまるばつさんかくになってたり、足元にいろいろ写してたりと、観客の外に、メンバーのための演出が多いのも好印象。

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ぼくはVJの端くれとして、「映像も照明も光を用いたアートの一環で、それによって曲という主役を引き立たせる」というスタンスを取っています。その点このライブでは「映像」「照明」「今撮影されてるBUMP OF CHICKEN」の間の境界を感じない。全てが絶妙にマッチしている。ときに映像自体もレーザーに近い演出になる。モーショングラフィックスとカメラ映像が合成される。曲を、BUMP OF CHICKENを、作品にするための最善をA4Aは見事に演出している。これはスゲェぞと。たぶん照明もヤベェぞと。

俺照明やべぇなんて昨日YoutubeでVirtual Self見た時にしかいわねぇぞ。

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この照明はマジでやばい。頭おかしい。カメラ壊れてる気がするし。一回見てみたいわ。

 

BUMPの照明スタッフの話は、詳しくは後半へ。

カメラワークがやばい、編集もやばい。

これもずっといろんなところで言われてるけど、とにかく映像の切り替わりもエグいし、ピンでかっこよく寄って撮ったと思ったら、すぐに引きで、メンバーぼかしてお客さんにピンと当てたり、花道にメンバーが3人出てきたら三人が綺麗にはまるように撮るとか。ドラムのアングル感とか。ちょっと魚眼ぽい演出があったりとか。前回の[BFLY]の360度映像は正直失敗だと思うけど、ああなんか生半可なカメラワークへのこだわりじゃねぇってひしひしと感じる。そして今回ディゾルブがめっちゃ多くて。藤くんのアップと全体映像が透明度50位で重なってるみたいな。こんなんライブ映像で見たことねぇみたいな。編集がすごくいい。ただときどきレイヤー切れしてるのわざとなのか知らんけどめっちゃ気になる。

映像の色味もやばい。

とにかく色味がいい。明瞭、色彩、コントラストみたいな、映像よりも写真加工みたいに見える。レーザー激しく使う曲は明瞭すぎず色鮮やかだし、おとなしい曲は色み落としたり、[リボン]なんて白黒に近いし。でもガラスのブルースをはじめとしたいわゆる[ライブハウス間]がある曲はすごいくっきりした色味、コントラスト、明瞭感。ギターくっきり映りすぎててきもいなあってレベルで、これもA4Aだからできるんだろうなあって

映像にVJ合成してくる

いや、正直期待してました。アリアもやって欲しかったけど、虹とかGOとかでこれ見せたかったんやろうなあってところを映像に合成する。その瞬間家のテレビはライブ会場のディスプレイに同期されるわけですね。正直めちゃくちゃかっこいい。俺たまアリいるわってなる。僕の家はたまアリです。

総括

マジで今回のDVDやばいです、全人類買ってほしい。百人いたら百人別のところで楽しめる。pinkieの藤ヒロ可愛すぎる。演出かっこいいのにBUMPの仲の良さめっちゃ見える。曲ひたすらいい。トリケラトプスしてくれる。みんな買え。ただ最後に[PATHFINDER]のディスプレイ映して欲しかった。でもライブDVDとしては過去最高の出来です。ぼくは[WILLPOLIS]から追ってるけど、ツアーとしても[WILLPOLIS2014]並みの満足度があった。[WILLPOLIS]の映像作品としての完成度、というかあれはライブドキュメンタリーとしての雰囲気も良かったけど、今回のは映像作品として非常にレベルが高い。マジでチームラボから離れてA4Aに行ったの良かった。軽くA4A信者入った。

本当にクオリティ高くて最後スタッフロールあっていいくらいだったけど、歌詞カードの裏を見るとツアースタッフ一覧がある。それを入れようと言ったのが、メンバーなのかマネージャーなのかA4Aなのか事務所なのかは俺は知らない。でもこのスタッフ一覧があるのが熱い。このライブを、この作品を音楽以上に拡張しようという気持ちが伝わるし、絶対レーザーと照明の会社これみてオファーしてくるところ必ずある。そういう一種の広告性も感じてしまうくらいに全てにクオリティが高い。

最後に

途中でも言ったようにぼくはもともとA4Aアンチだった。でもそれ以上のクオリティを見せられた。本音を言えばライブハウスのBUMPも見たかったよ。でもそれ以上のものがここにある。

この規模まで来た時にぼくは「音楽」っていう形態に縛られる必要はないと思う。Perfumeはライゾマティクスとテクノロジーとしての可能性を提示してくれる。セカオワは一つのファンタジー空間として、遊園地のような演出をする。音楽以外にも野球もテーマパークやお祭り会場になる。そのなかでいまのBUMP OF CHICKENとA4Aの作品は紛れもなく、ライブ演奏を用いた音と光のショー空間で、それは二時間で全て消えゆくアートの提示だと思う。技術として最新鋭ではない、チャレンジしてるわけでもない。でもただただクオリティが高くすべてに整合性がある。もちろんときには映像ダサいなって思うところはあるけど、A4Aと組み、WILLPOLIS2014,BFLY,そしてPATHFINDERと徐々にクオリティが上がっていて今が最高潮かと思うくらいの中で、次にこのタッグが何を生み出すのかが楽しみでしかない。

もしも狭い空間で、陰湿に自分と他人の差異について叫び散らしてたブラウン管の中にいないBUMP OF CHICKENが好きだったあなたにも、いまのお別ればかりを歌う悲しげで陽気で過度な演出のなかで囁くBUMP OF CHICKENを液晶の中で見てほしい。

それでは。