終わるから始まるということ-郡司ペギオ幸夫の「天然知能」を読んで

今日の僕の研究室のゼミで、郡司ペギオ幸夫先生の「天然知能」という本を読了した。

ここで、自分の死生観のようなものに改めて思考を巡らせたので残そうと思う。

 

急に本の感想などを書いても味気ないので、好きな音楽の話でもしよう。

毎回言っているが、僕はBUMP OF CHICKENが好きだ。しかもかなり。

厨二病御用達バンドなんかと言われるこのバンドも10年好きでいるとだいぶ曲が自分のものになる。いや、自分が曲のものになっているのだろうか。

中でも飛び切りに好きなのが「飴玉の唄」である。

 見えなければ 死ななければ だけどそんなの君じゃないよ 僕は嫌だよ 君がいいよ 離れたくないな (BUMP OF CHICKEN-飴玉の唄)

 僕はここに自分の感性の全てがあると思う。終わりがあるから始まる。死ぬから生きている。人間同士の関わりもいつかは、明日にでも、終わっていく。終わっていくから今こうして誰かと繋がっていたいと思う。

そうやって僕は常に「終わり」を意識するから今を大事にしている。

そもそも、音も、光も、消えていくから美しいと思う。それが不変ならばきっと人間は知覚することをやめてしまうと思うから。

だから人は消えていくものを愛し、その永遠を願うのだろう。(だからぼくはあり得ないことがわかりながらもGOING STEADYのBABY BABYが好きなのだ、たぶんあなたもそうだと思う。 )

 

さて、本の中身に触れていこうと思う。

 

天然知能とは何か

この本は非常に難しくて、自分の言葉でうまく説明はできないが、頑張ろうと思う。

筆者は、「主観的に物事を見て、一対一対応の答えを求めることを人工知能。客観的世界の中で現象に基づいた答えを自然知能。より柔軟性を持って外部とわたしの関係を知覚するのを天然知能」と定義した。

ゼミの中で、科学的事象、GPSなんかは自然知能なのか?という議論を行い、「権威ある人工知能の集合が自然知能として再構成される」という解釈に至った。

 

人工知能、自然知能は常に1対1対応の答えを求める。そのため、「外部」の情報を特定文脈に固定する。しかし、現実の私たちは矛盾した事柄を「これはこういうものだ」と思ったり、文脈から想定できないことを考えたりする。(機械は面白くもない人の話を聞いているときに今日の夕飯など考えないが私たちは考える)

これは人工知能が矛盾や、想定外の知識に弱い、つまりはフレーム問題、記号接地問題が起きるがわたしたちは文脈の逸脱や、自分が知覚できない外部、見たこともない景色を想像する天然知能を持ち合わせている、と作者は述べる。

 

ここから話がやや難航するので、興味がある人は読んで見てほしい。僕は説明しきれないので割愛していくが、文脈が逸脱し続けることにより、機械論と目的論が現実世界では天然知能のもと、融合される。このことにより、「わたし」(観測者)は外部との明確な境界を持たずに外部を「わたし」に取り入れ、「わたし」を外部に拡張しながら知覚を続ける。

 

ここから話は脳の話に移る。「わたし」が意思を持って行った行動でさえ、その前には準備電位というものがあり、それに基づき行動されている(思考の前に脳内にいる他者(電気信号)によって私たちは動かされている!)という。

このことを自由意志(自分がこうしようと思うこと)と決定論(こうすればこうなる!ということ)と局所性(観測したときにそれと決まっていること、物事の境界を明らかにすること)を導入する。これは自由意志定理というらしく、このなかから1つの事象は必ず成り立たず、2つの条件のみが扱われる。(トリレンマと言う)

ここで自由意志を「わたし」(意思を持って動く主体)、決定論を脳内他者によって決定された行動、局所性を「わたし」、脳内他者、一般的な他者としての外部の境界とすると、人間はトリレンマから3つのタイプにわけられるという。

決定論と局所性を持ったタイプ1は、自由意志を持たない。このことから、「わたし」と脳内他者の境界はなく、逆に外部との強い境界を持つ。そのため、わたしと他者の違いは大きく知覚されるが、他者を自分のものに取り込むことができない。そのため他人の気持ちを推し量ることが難しい自閉症のような人間のタイプだと言う。(そのため予期できない外部に対して答えを持てないのでパニックになるという)

逆に、自由意志と局所性を持ったタイプ2は「わたし」という主体行動者は強く知覚されると言う。しかし、脳内他者と一般的な他者の境界が曖昧なことにより、自他の混合が起こる統合失調症のタイプだと言う。

一方、局所性を放棄したタイプ3はすべての境界が曖昧であるため、「自分でやっているような、他人に影響されているような、、、。」のように、自己という形はぼんやりしていて、しかし自分と他人の曖昧な区別はありながら、他人は他人として理解できるという。そのうえで他人にも共感できる社会性の高いタイプだという。

この局所性の放棄はミラーニューロンによって外部を自分の行動として受け入れられることにより境界が曖昧になるそうだ。

さて、この境界の曖昧さによって、脳内他者の存在は理解しながらも、それは「見えざるもの」なので、「まあ、自分が操っているように思っていいか」みたいな感じになるという。(かなりの意訳である。)

ここにおいて、天然知能はこのタイプ3つの中間系として存在する。そのため状況に使い分けて文脈による判断や、外部の取り入れ、明確な境界と不明確な境界をつかいわけていると筆者は述べ、システム的に1対1の答えを追い求めている現代社会を批判し、曖昧ながらも外部を取り込み、外部に浸透し、文脈の逸脱に対応し続ける極めて野生的な天然知能の重要性を説く。

 

生きるという意思

そうして読み終わった「天然知能」。ゼミの最後にこんな議論が出た。

「生きるという行為は受動的か、能動的か。」

そもそも「生きる」という行動の起点自体がかなり受動的である。しかし、我々は日々生命行動を行う。それが受動的であるならば食べることも、寝ることもやめてしまうことができる。

しかし、何故かしない。結局「科学的に意思と脳内他者の区別がついていない、科学の中で意思が何かが分かっていない以上、本当に「能動的」という意味はわからない。」として議論を終えたのだが、議論の中で面白い考え方があった。

「死ぬことは受動的だから、生きることは逆に能動的になるのではないか、」と。

ここで考えてみると、「生きよう」としている人間は受動的な死に向かって能動的に進むだけである。「自殺」を選ぶ人間、つまり能動的な死を選ぶ人間は、受動的な生を終了させるということだろう。これはきっと生と死が表裏一体だからその選択だと思う。

 

落合陽一先生の言葉で好きなものとして「緩慢な自殺」がある。「緩慢な自殺」とは、飲酒、喫煙、自傷など長いスパンで見たときにあきらかに生命活動を縮めているし、生産的な時間を単純にみると浪費しているということで、落合先生はこれに対して「悪いことではない」と言っている。それは、一見不可解に見えてもそこから得られるものがある(気分転換や発想のもとになれば有意義)だろうという話だったと思う。(今、本が手元にないので曖昧である。)(ちなみに落合先生は時間がなさすぎて酒をやめたそうだ。)

 

「緩慢な自殺」を自分なりに解釈してみると、「緩やかに死を能動的に進むことによって、そこに受動的な生が発見される。このことが逆に能動的な生が不変すぎて知覚できなくなっている脳に対して、受動的な生が加算されることにより、再発見が行われ、自分の生命観を主体的に認知できるのではないだろうか」という結論に至った。

僕は「緩慢な自殺」を一通りやっているが、自傷をすれば自分と世界の境界が痛覚によって分離されるわけだし、タバコを吸っても自分の構成器官を感じられるわけで、飲酒は自分と世界の境界を曖昧にしていくだろう。そうやってひとつひとつの境界を変容させ、死へと向かうことにより生きている感覚、いまここにいる感覚を強めることに「緩慢な自殺」の意義があると思う。

 

長くなった。最初に言ったように人は皆死へと向かう。いや、終わりがあるから始まりがある。そして減衰していく今がある。終わりと始まりがあるからこそ「今」を生き、未だわからない「未来」を憂い、もう取り戻せない「過去」を嘆くことができる。

それはすごく幸せだとふと思った。

その「今」を切り取るために人は「とる」のだと思う。(撮る、録る、取る、盗る、ああ、なんて綺麗なふた文字の響きだろう!)「今」は本当は切り取れずに、特定の媒体に残しながら記憶は減衰、変容を続ける。それでも「今」の永遠を願いながら人は何かを「とる」。その、終わりがあるからこそ望まずにはいられない輝き、永遠への信仰が美しいものだと僕は思う。

こうやって考えたときに「とるに足らない日々」なんてものはないのだと気づく。そこにはいずれ終わりが来るのだから。

 

今日は寝る前にこの曲でも聞いて寝ようかな、なんて思いながらこの記事を終わらせる。

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下北沢SoundCruisingの思い出

人生初のライブ遠征に行ってきた。忘れないうちに自分のために思い出をつらつらと書く。

 

最初はハレトキドキから見た。

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前日に曲を聴いて好みだったので最初に向かった。酒との相性が良さそうかなと。

基本的にボーカル、DJのスタイルでプラスVJが入ってた。VJが綺麗、タイム感は少し微妙だったが。ライブハウスの卓側でトラブってて少し大変そうだった。サウンドは良くて、昭和の曲を含めながらいい雰囲気だった。ボーカル可愛かったな。20分くらい見て次へ。

次はユアネス。

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ちょっとメンヘラっぽいなあって思って見に行ったけどすごいかっこよくてびっくり。今回一番見に行ってよかったと思った。ERAもめちゃくちゃ雰囲気よかった。階段の途中にフクモトさんの絵があって泣いた。

なんかライブでさらに化けるバンドだなあって思った。音源よりよっぽど力がある。

 

次は1本目のストロングとともにアイビーへ。

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アイビーカラーはMVのTHINGSが好きなので知ってた、すごい綺麗だなあと思いながらそこそこにしてベランダに繋いだ。

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これまた綺麗系のバンドで、、、なんかマジで酔ってたな。酒のペースが早かった。

 

この辺から俺は2本目のストロングに入りながらオレンジスパイニクラブへ。

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噂に違わずいいバンド。横でカワノさんとヤマトさんがニヤニヤしながら暴れてて可愛かった。一曲目で帰ってたけど。でもこの曲すごい好きかも、ちょっと聴いて外に出て3本目のストロングへ。

 

EASTOKLABへ。

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当日にyoutube漁ってたらおしゃれなのでROKIではなくてこっちにきた。酒を飲みながら見るにはよかったけど、あまりにもまわりすぎて気持ち悪くてこれまた20分くらいで外へ。

意外とこういうジャンル生で見ると合わないのかもって思った。すきだけどなあこういう音が回ってるの。

 

この辺でPKのヤマトさんに服を渡してCRYAMYのカワノさんレイさんと乾杯。ヤマトさんが「お前いい服着てんじゃねぇか!PKじゃねーんだな!」って言われたけど「PKとCRYAMY目的で来ました!」と伝えて満足。カワノさんも服ほしそうにしてて可愛かった。ヤマトさんはヒゲ生えたただのチンピラだった。

 

本当はこの後時速行きたかったが開始前から規制がかかってたので諦めてゆるめるモ!へ。

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あのちゃんが本当に俺は好き。それだけに尽きてあのちゃんが歌うときだけ拳上げてた、遠くてあんまり見えなかったけどまじで可愛かった、思ったよりもライブぶっ飛んでなかったけどアイドルと荒れたバンドの中間っぽくて楽しかったね。ゆるめるモ!曲全然知らなかったけどエモかった。

 

本当はめ組見たかったけど酒のみすぎて、でも吐けないので潰れてた。ベロベロになりながら念願のブリーフブリーフでフクモトさんのピアスを買い、虹コンへ。

 

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俺のねも!虹コンもなかなかに曲を生で聴くとイケてたけどそんなことより俺は根本凪を見てた。おっぱいがでかい。

根本凪が可愛い。好きで好きで好きすぎるからそれくらいしかない。マジで可愛かった。ありがとう。生きててくれてありがとう。

 

 

嬉しくなった僕はもう少し酒を飲み、She Her Her Hersへ。

 

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これも前日にサウンドがいいと思い行った。でも今回こういう系のバンド行きすぎて暴れ足りんかったっていうのはあるな、、、、。

シューゲイザー、ドリームポップ辺り最近少し好きだけどきのこ帝国活動休止、まあいいか、、、。

ほどほどに酒とタバコを嗜みベロベロで頭振っといた。

 

ほんとはこのあと、Lucie,Tooを見る予定だったが嫌な予感がして一足早くDaisy Barへ。

 

Daisy Barはクリープの聖地的なところだったり、たしかtetoが天井落としてたり、まあ、ぼくにとっては聖地だ。

そんななか大好きなバンドのために早めから待機。

そう、PK shampooである。

リハ何やったか忘れた。京都線はやってた、君の秘密になりたいやってた気がする。

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リハの時からヤマトさんがずっと「リバーブもう少し行けますか」って行ってたの覚えてる。本当に破滅的な音だった。

 

いつもどおり(?)のポケモンのSEとともに登場、本編へ。

正直あんまり覚えてない。でも生で聴く神崎川が本当にしんどかったのは覚えている。

新曲が二、三曲あったなあ。

正直夜間通用口は聞けないと思ってた。

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ヤマトさんは噂通りのヤマトさんでギターは壊れるわ客席に飛び続けるわで最高だった。終わってからしばらく経つが、神崎川が頭から離れない。

PK shampooは星をやって終了。

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音はでかいわ、リバーブきついわ、何鳴ってんのかも、何言ってんのかもわかんなかった。けどめちゃくちゃ響く。俺は本当にこのバンドが好き。もう一個本当に大好きなバンドがある。だから俺は星が終わったらすぐにGARDENに走ったヤマトさんも「14人くらいしかこないんじゃないかって心配してたから行ってやってくれ」ってMCしてたし。

 

セッティング中にSEでテリトリアルが流れる。リハからCRYAMYは飛ばすと言っていた。

最初の曲は「普通」

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リハとは思えないモッシュの中、それでもリハの冷静な熱量で曲は進む。

「ラブソングをやります」で始まった「Twisted」前方にいる人間はみんな叫んでた。本当にこのバンドはみんな好きなのだ。

Disorderとともにメンバーが来て本編開始。最初の曲のcrybabyとともにヤマトさんが飛んでくる。

「今日くらいは生きててよかったと思いたい」と「ディスタンス」を鳴らす。

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ディスタンス、各々いろんな生き方をしてる、俺だって誰だって、そのなかでいろんなふうに身にまとって大事にしてる曲だと思う。なのにみんな笑顔でモッシュしてた。この曲がこんなに幸せに聴けるとは。「生まれてきて、、、、生まれてきて」が生で聴けて嬉しい限り。

 

「ten」で叫ぶカワノさんに心を揺さぶられれば、「pink」のレイさんのギターは確かに泣いてた。俺は生で泣きのギターを感じたことはそうないけど、あの日は確かに泣いてた。俺も涙が出そうになる。

大好きな「物臭」も聴けた。CRYAMYのなかでかなり好きな曲。自分だって誰かに言うような劇的なことなんてない、あなたに言うような特別もない。だから好き。

その後MCを挟み「雨」へ。MC中「カワノ帽子かぶれ」「カワノにあってるよ」など散々言われてた。どさくさに紛れて「カワノパーマ似合ってねぇぞ」って言って申し訳ない。

そのあとのMCがかっこよかったな「こんな辛気臭くて後ろ向きなことしか言えなくてみんなに家族や友達や恋人がいるかもしれねえしいないかもしれない、綺麗事かもしれないけど、俺は本当に誰もあなたの周りにいなくなっても少しでも支えたいと思ってます」みたいなこと言ってた。そこから始まった「月面旅行」はすごく説得力があった。俺もこのバンドが放つ言葉の1つ1つはすごくネガティブで辛気臭くて綺麗事しかない。けど、付いていこうと思うだけの説得力がある。なんでかわからないけど。

ステージ袖を見たら、スタッフさんも泣いてた。

 

その後「プラネタリウム」のあとに、ほぼこのライブのMCと同じで「テリトリアル」へ。

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最初のサビでダイブしたらそのことインスタでカワノさんに言及されてビビるなどする。でも本当にテリトリアルは大好きで、このバンドが大好きって当たり前のことだけを感じて終わった。

きっとこのバンド好きな人間ってみんなどっかネガティブで、感情表現とか下手だと思うんだけど、終わった瞬間絶対に「ああ、人に優しくしよう」と思った。まあ、PKもだし、BUMPもplentyもだけど、人に優しいバンドが好き。俺も頑張ってあんまり言えんけど簡単なことくらいは頑張って言いたい。本当に好きな人間の絶望に寄り添えるくらいの余裕は欲しい。そんな感じの人間になりたい、と強く思わせる。次は福岡に来て欲しい、本当に俺はこの不器用なバンドが好きだ。

 

相変わらずカワノさんは変で終わったら必死にギターを天井に刺そうとしてさせなくて諦めてた。

アンコールが鳴り止まないが運営から×が出て終了。でも絶対どこに行ってもアンコール起きるバンドになるよ。保証はしないけど、俺はどこまでも好きだ。

 

 

その後少しSUPを見た。

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しかしあまりにもCRYAMYが全てすぎたので帰った。

 

いっぱい後悔はあるがPKとCRYAMYが全部忘れさせてくれた、この大好きなバンドのために来て本当に良かった、いつか福岡に来て欲しい。

最高だ、サウクル。

「創る」ということ

かきあげた時このタイトルが正解なのかわからなくなりそうだが、自分の価値観について少し書こうと思う。駄文ではあるが。

昨日、引退した立場ではあるが、少し2研企画というサークルについて議論をした。2研企画はインスタレーションを行うサークルであるが、「2研って結局なんなんですかね。これって本当にインスタレーションなんですかね」と言われた。

それなりに自分の視点で話して、1日経ってスタンスは何も変わらないが少し書きたくなってしまった。

僕は空間を能動的に変容させて、そこに「何か」あるものはインスタレーションだと思っている。というか、「配置する」という行動に意味をもたせたら、それはインスタレーションとして成立するべきだと思っている。

ただ、集団の中で、世の中で、雑音が大きすぎる。

メディアアートのアート性」という話は億万回されている。主題なくしてインタラクティブを持つもの、新規性もないものがメディアアートとして扱われる世界は非常に多い。僕はそういうものは「デジタルを用いたエンターテイメント」と捉えている。それが良い悪いではなく、アートではないと思う。なんというか、主体性を持ったコンセプト、伝えたいもの、表現したいものを取るか、それとも観客にウケる(いわゆるインスタ映え)を取るかがアートとエンターテイメントの差かなと思う。

 

さて、そのなかで、2研企画において、謎にインタラクティブを信仰する風潮は強い。ある意味、技術屋の横暴だと僕は思う。あくまでも主題は「何を伝えたいか」で、「そこに向かう手段」ではない。あくまで機械による対話性を志すのは「タイム感と人間の手間を減らすため」であり、技術誇示のためではない。引退してようやくわかったけど、内部などどうでも良く、お客さんから見える視点が全てである。なので人力で対話してたらそれは「魔法でありインタラクティブ」であると思う。対話性があるのに自動化してないアナログなものを「ニセラクティブ」なんて呼ぶのは俺で最後にしよう。本当にダサい。

まあ、そのなかで表現するツールを増やすために技術力と感性を磨くのは当たり前のことではあるが。

 

うーん、なんの話だっけ。なので、僕は「主体性を持って何かを表現する」ことができてる以上、2研企画はアートであり、インスタレーションであると思う。企画者の内的思考をちゃんと形にできているから。コンセプトがはっきりした上でものつくりをしているから。

そのなかで団体としてのメインテーマが「伝える」であるので、「伝えるための仕組み、美術」は考える必要がある。別に僕は現役の時から、主題は伝わらなくても表現することが大事だと思っていた。それは主題を提示しすぎて説明的になりすぎるとクオリティが下がる可能性があるからだ。ぼくは歌とかもなるべく自分と人をぼかしたもの、まあそれこそBUMPとかそういう傾向にあるけど、捉えようによって自らの周辺にどうとでもハマるものが好きだ。ある程度の情報を与えて、残り二歩くらいは自分から掴みにいくようなものが。

なので僕は「踏み込まない観客」については、最低限「綺麗だった」「すごかった」と思わせた上で、もう一歩を求める人間に何かを届くような仕組みを作るのが大事だと思う。

 

もうなんの話かわからないけど、自分の今の感性もあのときからそう変わってない。誰かに何かを届けたいと思って、言葉にしたり、表現したり、自分を押し出すことを続けている。誰かに何かを伝えることを想像しながら、コンテンツを創造していく。そんな人間でいたい。特別な空間を場所を創れるように。大好きな後輩たちが考えて踠いてるなら、俺も引退した立場として、あいつらが誇りに思えるような人間であり続けるために踠いてそれを発信しようと思う。いつかとてもすごい景色を自分で創って、それが知らない誰かにも届くように。タイトル回収したので今日はこの辺で。ではまた。

好きなバンドが好きなバンドは好きって話。

みなさんお元気ですか?まあ、元気でも元気じゃなくてもいいです。

cy8erの新曲が公開されましたね。いままでで一番のアンセムなんじゃないだろうか。鬼リピしてる。まあ、本題に関係ないし、それくらいにするけど。

 

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teto

俺が一番好きなバンドの1つとも言える、tetoが新曲公開した。

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まあ、あんまり好きじゃないんだけどな。

でも、tetoが好きな人って大体趣味が合うよなあ。みたいな話。

 

ちょっと思うことがあるので、順番をもって曲並べて行く。やっぱtetoはいいよなあ。まあいいけどさあ。

 

時速36km

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俺的には時速かなりきてると思ってる。そんなにしらないんだけどな、サニカ好きなやつとかすげぇ好きやろ、衝動だけで生きてるみたいですげぇかっけえのはわかるんだよ。わかるだろう。

 

Hue's

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今回紹介する中で一番まだ「出てきてない」バンドなんじゃないかな。メロディも哀愁あるし、ボーカルの声が大好きなんだ。Hue'sの曲で、ベランダって曲があるんだけど、それが一番好き。メロディが強いから、なにかきっかけあれば一発でいける、と勝手に思っている。なんか、今回話すバンドって全部夜が似合う、けど、Hue'sって朝から聞きたくなる。まあ、この辺まで行けばあと話すバンドは想像つくと思うんですけど。

 

PK shampoo

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あえてのライブ盤で。ヤマトさんの「PK shampoo 星」ってシンプルにいうの凄く好き。うまくないし、荒削りなんやけど。かっこいいじゃんか。

前身のトラッシュノイズの「夜間通用口」っていう曲大好きなんだけど、本人が「歌詞が好きじゃない」って言ってたの見て涙を流した。

俺がよく言う「〇〇から酒なくします」の元ネタです。大好きすぎていつも言ってる。言ってる奴ら大抵俺のマイメンかPK好きかの二択だからな。これがかっこいいって言える人間は仲良くなれると思うし、ダサいって思う人間は仲良くしたい。

 

CRYAMY

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CRYAMYです。それはそうだよ。あなたたち気づいたら「生まれてきて、生まれてきてよかったなんて」って一回貯めるのやめたんだね。

本当に好きなんだよね。好きすぎて何かの助けになればってTシャツと新しいシングル買った。いや、嘘っす。勝手に売り切れるから。好きだから買いました。

 

今日のこの並び、時速以降はcrybabyのリリースパーティ順になってます。

何が言いたいって、この4つ毎回すごい密だなって、思って。好きなバンドは好きなバンドを好き、まあ、うるさい音でガチャガチャ鳴らしてるのでそれはそうなんだけどな。

Twitter見てて、時速がテリトリアルやったり、カワノさんがYouthやったり、カワノさんが君の秘密になりたいでダイブさせられたり、ディスタンスで合唱とダイブ起こってるの見て俺は泣いた。まあ、打ち上げでゲロ口移ししてるのは本当に意味ワカンねぇけど。

 

そんなこんなで、好きなバンドは好きなバンドが好きって話。絶対この人たち、tetoも銀杏もクリープもsyrup16gも好きだと思うんですよね。ヤマトさんあたりはtetoとクリープ嫌ってそうやけど、しらんけど。そんなこと言ってる自分が一番嫌われそうだが。

 

って感じで生きてるんですが。好きすぎるので下北沢サウンドクルージングに観に行く気でいます。三万くらいかかるぞこれ、、。まあ、ねもちゃんとあのちゃん見れるし我慢しようと思う。cy8erとyunomiさんもきてくれ。

 

あと、Hue's、PK、CRYAMY、ぜひ福岡で見たい。来たらその日に何があっても行く。

ので、俺はこの3つのバンド好きって言い続けますよ。九州に布教して、もし来てくれるなら少しでもいきたい人間が増えるように、待ってる人間がいるって発信していつか本当に来てくれるように、本当に好きなんで、人に聞かせられる機会があれば俺は意地でも流しますよ。音に溺れろ。酒に溺れたい。

自らの行動理念と夢について

今日バイトで、少し話したんだけど、「おそらく君は普通に会社に入るのが向いてない。フリーランスの方が向いてる」という話をされました。確かに俺は夢を追い続ける方が向いていると思う。そんななか、友達と飯を食っててそいつは真面目に社会に出るために就活してて、「おまえは院進した後何するの?」って言われて少し詰まってしまいまして。俺は、まとも(一般的)な生き方とか絶対向いてないけど、それを胸はって言えるくらいの立場にはいないなあ、と思って。

そんななか俺の尊敬する渋都市(huez)のとしくにさんとtofubeatsの対談記事

finders.me

を読んで少し思うことがあったので、今後の展望と改めて今の自分の理念を文字起こしさせてもらいます。

 

行動理念

VJ

VJについては僕は「刻一刻と変化する光の表現」をモットーに活動させていただいています。これは、主体的に光を管理し、時間において変化しながら「その空間を音楽のために」表現するという一番VJの根幹にあるものです。映像は何かを照らすこともできれば、平面を立体的にもできるし、その空間を夜の都市高、桜、雪、架空都市、etc...と様々な形に変化させられます。言ってしまえばその空間をデザインできるし、能動的に刻むという点でアーティストとしての側面もあります。ぼくはこの活動によって音楽をより届けられる形に再解釈して演者とリスナーの橋渡しを行うことを理念としています。

Installation

インスタレーションにおいてはまだ1作品も自分のものとして発表できていませんが、明確な世界観を持っています。「コンセプトからお客さんが再解釈を行い、そこから自主的に各々の"生命性""今ここに生きている"という再発見を行うこと」です。

俺は自分の生命感はとにかく希薄だし、すごい自分を貶めがち。そのなかで、いっぽうとして"自分"という枠組みを信じられなくなったり、思考が誰かによって誘導されていたり、能動的じゃないなあ。と思うことが多々あります。

そのなかで自分を見つめ直す意志を持ちながら作品を作って生きたい。メディアアート界隈では「この作品は本当にアート性があるのか」ということが度々議論されていますが、僕がインタラクティブに関心を持つことは「作品と人間に相互作用を持つことで、人間が"いまここ"にいたという枠を提示し、それは瞬間瞬間で消え、また人間は日常生活に戻っていく」ことにあります。創作活動において「僕とあなたはさっきまでここにいた。じゃあここから先は?」という提示をすることですね。

 

今後の夢

短期的な展望

VJ

VJに関してはひたすらにデカイ枠でもっといろんな人に見ていただきたいです。そのためには発信しかないし、つながることですね。それだけです。在学中にzeppと美獣までは行きたいです。

Installation

インスタレーションについては、過去にあげた[life]という映像を六月までに展示として公開する予定です。また「Reflected」という作品を年内公開予定です。

「Reflected」は個人企画で、五月から製作実験を始めます。昨年僕が代表をしていた「2研企画」というサークルが展示できずに、僕が持っている「雨と生命」をテーマにした「Rain」という作品がお蔵入りとなりました。「Reflected」はそのテーマを再考した作品となります。現在この中に入れようと製作案をいくつか練っています。

花瓶に花を入れ、傘を立てる。徐々にその光は弱まり、遮られた雨で水を失った花は枯れる"life"、雨の元で生命は激しく光をあげ、その命を提示する"Tree"足元には映像が映し出され、自らをも映し出し、鏡写しの中、水溜りはいつか消えるが再びその水と出会い、そのなかで命は作られる"Reflected"、天から降る雨をLEDによって表現し、それは降ったり止んだり、常にとどまることなくわたしたちに恵みをもたらす"after the"rain""、ホログラム状になったパネルに雨と生命の源を閉じ込める"Recollecting on"rain""映像作品によって自らと雨の物語を集結させ、今後の現実世界へと還す(スタッフロールとしての役割もあります"never say good bye to "rain"

という作品を考えています。予算的にも実現できるかわからないですけど。本当にちょっと意地なので。念願なので、どんなにおそくても今年度中には、、、。

 

またインスタレーションという枠組みには止まらないのですが「PanX」という組織にも少し関わらさせてもらってます。まだここでいうのは無理なのですが、まあ見た人に「どうせこれおまえやろ」みたいな世界がちらほらあると思います。

 

卒研に関してもメディアアートという枠組みで、作品を作ろうと思ってます。詳しくはこれも今後のために言えないのですが視覚的触覚的聴覚的にMixされたものを提示し、人に人という枠組みを再提示する作品になる予定。得てして、音楽は演奏者と観客という1方向の関係ですが、それを打破するインタラクティブなものにする予定です。しかも俺もVJやってるからわかるけど表現者も作品が叫ぶから動くだけで全然能動的な活動じゃないよな、そういう点で"自分"を感じられる芸術活動したいすね。

 

DJ

ながらく始めたいって言ってたんですけど、4月についに買おうと思います。俺を救ってきた音楽を誰かに届けられればって思います。年度中に自分の主催イベントしたいっすね、あとはできればGDP出て好きだった音楽かけたいなあ、、、。呼んで欲しいので頑張って練習します。

LIVE

これも年度中になりますが、学内でEDMフェスしたいです。スクリーン構成は考え終わってて、あとは出演してくれる人間いればなあ、て所ですかね。ちょっと最近本当にLIVE演出興味あるので総合的にその辺を統括したいなあと思って、芸工でやるなら俺しかいないだろってことで主催したいっす。出てくれる人いればcy8erの照明映像の兼ね合いみるプロデュース的なポジションとポタロビのVJしたいっす。EDMフェスできたら俺はポタロビのVJ以外は絶対VJやらずに運営とシステム設営に回るからな!!代わりにポタロビ絶対トリにします。多次元に響くshelterとgood bye to a worldが聞きたいんすよ、、、、。これできたら俺はshelterを映写室で泣きながらVJしながら叫ぶからな。本当にやろうぜ、マジで。なんやったら舞台頭と映像頭と企画頭やるわ。俺は本気だ。

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長期的展望

うーん、夢が本当に難しい。やっぱりインスタレーションはしたい。その点実績出てきたらチームラボとか出そうかなあって思うけど、どうしても最近は色々触れて違うなあってなる。なんかそういうディレクター業ないんかな、募集クリエイターばっかなんよなあ。

あとは、いまはLive演出したいなあ。ライブの総合的なディレクター。

BUMPでいうA4Aの東市さんとか、冒頭に載せたhuezとか。

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サカナクションのサラウンドらへんからなんとなくLIVEに対しての見方が変わってきて、地上波でも見るようになってきたところで、BUMPがPATHFINDERを通してA4Aを軸に1つの"LIVEという空間構成"を表に出してきてるのが今の現状なのかなって思う。

そのなかで冒頭に出したhuezがLIVEを光も含めた総合的な知覚体験として再定義していてそれがここ二ヶ月くらいで外向きに発信されて共感を生んでる、、が最新なのかな。

俺がhuezを知ったのはcy8erのMVを見てですね。そこから調べていって今じゃ大好きで、だんだん認知度が広がっていって、ブーム直前にいいバンド見つけた!って感じやなあ。こういう風にLIVEを空間として表現してるところってインタビューでも言ってるけどライゾマとhuezくらいしか知らない。あとは映像とか照明がそれぞれの会社に振られたりとか、部分的な演出をチームラボがやるとかそのレベルだと思うんだけど。

こうやって会社規模でやるのが主流になっていく予感がある。絶対その第一人者になるのはライゾマとhuezだと思っていて、ぜひそこに入りたいけど受け入れ口はあるんだろうか、、、。な現状。

まあ冒頭にも言った通り俺はやりたいことしかしたくないのでどっちみち就職しても何回も転職するだろうし、最終的には自分でやるんじゃないかなあ。それで生きるのか死ぬのかは知らないけど。

うーん、ほんとにhuez行きたいなあ、、、。昔のチームラボと今のチームラボの受け入れの難易度違うって聞くけど絶対ここもあと二年でめちゃくちゃすげぇことになる。確実にhuezは二年間で東京ドームまで行く。俺は断言する。そしてあわよくば人手が足りずに求人していただければ、、、それまでに必要とされるスキルつけて俺はエントリーしますので、、、、お願いします。

 

できるならULTRAとかいける人間になってみたいけど現状夢のまた夢なので黙っておきますね。以上俺の理念と夢でした。楽しみにしてろよ世界。

2019年、俺はCRYAMYを信じる。

はろー!みなさん、最近好きな音楽はありますか?

ぼくの2018年は、まさにtetoの一年だった。2017年年末に、9月になることを聞いた。

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ここから、衝動的なtetoにハマって、と思ったら2018年年始にバズリズムに出た。

 

tetoはここから拝啓という圧倒的なアンセムを引っさげ、バンドの規模をあげながら、1st Full Album「手」を発表する。

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そうしてすごく内省的で人とのつながり、別れを意識した夢見心地でに心を揺さぶり続けられ2018年を終える、はずだった。

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ちなみにこの時点でハンブレッダーズだとか、時速36kmとか、そのへんのバンドがyoutubeのオススメに並び続けた。PK shampooもそうだ。

 

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そんななか、2018年年末にtetoの盗作騒動が起きる。福岡に来れば、両手を上げ、小池に蹴られた2018年とtetoはまさに情報の洪水だった。

 

そんな2018年、オススメ欄にもう一つ心揺さぶるバンドが出てくる。

 CRYAMY(クリーミー)である。最初はたぶんみんな「CRYと暗闇で重ねるのうまいな」って言うと思う。違う。クリーミーである。

 テリトリアル

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最初に聞いたのはこの曲だった。ぐちゃぐちゃしたよくわからん楽器たちと、変なマスク抜きされた歌詞。全体的に狙ってるのがどこまでなのかわからない。ただ、ただ、なんかかっこいい。言葉が全部強い。

「君の絶望に触れていたい」って歌詞、逆に「自分の絶望に触れてほしい」って感情も感じる。

 

普通

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その流れで聞いたのがこの曲。最初聞いた時はそこまで刺さらなかったけど、タイトルといい、曲の雰囲気といい、聞けば聞くほどsyrup16gっぽさを感じて、クセになる。

あとこのボーカル、声とかは違うけど高音の絞り出し方とかすごい尾崎世界観っぽいきがする。似たような顔で絞り出してるんやろうなあって思う。この二つのバンド好きな人間はバチバチに刺さると思う。

 

ディスタンス

 

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そうして、年末公開されたこのMV。サムネイルの「生まれてきて良かったなんて 思ったことはないんじゃないかな まぁついでに言えば生きてきて良かったなんてことも ないんじゃないかな」ってワードがすごく刺さる。

でも俺は2番の「換気扇の下 消える煙 嫌がる臭いも忘れないでね」って歌詞が好き。

これは、吸ってる方がこの匂いを忘れて欲しくないのかなあ、それとも吸われてる方が思うのかなあ。って毎日思う。

この曲好きすぎて煙草吸い始めたまである。なんならアメスピとオプションのイエローである。ばちばちダサいくらい影響受けてる。でもオプションのパープルは甘すぎて無理。本当にごめん。

マジでめちゃくちゃこの曲、っていうかこのバンド退廃的すぎて最高なんすよね。夜にコンビニ行ってカップ麺買う時とか、タバコ吸う時とか聞いてると全部が100倍美味しく感じる。麻薬だよ。枢木あおい見てる時とおんなじ感覚。枢木あおいマジでいいよね。

でも酒飲んでる時はyunomi聞きたいし、河北彩花見たくなる。

 

 

あとは、音源化されてない「delay」っていう曲の「何の才能もないような君が特別だったんだ」っていう言葉とか。

今度singleに収録される「物臭」って曲もめちゃくちゃ好き。

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「トイレには紙がないから買っといてくれよ」「テレビなら金ないから売ったよ、あなたが買ってくれたのにね」「薬局で買った缶チューハイを飲んだ 灰皿の代わりにしようぜ」

とかワードがすげぇ。しかも、なにがすげぇって好きになればわかるんだけど、インスタ見ればわかるけど、これほぼ実話っていう。物臭の内情吐露がすごいから大好き。

マジで、缶チューハイ飲んで灰皿の代わりにした。ライブハウスついたらすぐに酒飲まされて機材壊した。鳥貴族でウーロンハイ飲んで寝ゲロした。メガジョッキ持ってきたやつ許さねえ。っていう内容が毎日更新される。だんだん愛するしか無くなる。最高。

 

どうでしょうか、もういろいろ言うより曲聞けば一発でくると思うんだけどかっこよさすぎませんか?

少なくとも俺は今年絶対CRYAMYを信じるし、いつかめちゃくちゃ信じられんくらいバズると思ってるし、福岡来るときをずっと待ってる。本当に生で見たい。

 

最後に、「メンヘラ予備軍、クズ人間、クズ人間しか好きになれないクズ人間、いつかのクリープを憂いた目で聞いてる人間、五十嵐隆から抜けられないすべての人間へ。今こそ脱却の時。CRYAMYを聞いてくれ。」

じゃあな、みんな、3時には寝ろよ。

BUMP OF CHICKENツアー[PATHFINDER]DVDのヤバさとショーとしての空間について

ブログ始めてみました。ぬるっと気持ち悪い長文が書きたかったんです。

 

BUMP OF CHICKENツアー[PATHFINDER]から約半年。

無事DVDが発売されたことによりぬるっと長文を書きたくなる内容でした。

 

まず選曲がやばい

やばい。新旧いろいろ織り交ぜてて、いろんな曲を幅広く、どの台のライト層でも楽しめる。メロディーフラッグとか死ぬ、pinkieで死ぬ。エバラスとかやるのやめろ、死ぬ。って感じでした。fire signのコーラスヒロが煽るのやめろ。普通に泣くんじゃ。下手だけど。煽り下手だけど。

個人的にはpinkieと友達の唄連続でやったのがやばかったです。なんか個人的にこの曲たちってセットなきがするんですよね。言ってることが同じっていうか。

ただただ演出がやばい

個人的にA4AのrayとかのMVあんま好きじゃないし、東京ドームのミク演出とかスゲェけどなあ。。。って思ってました。

それがただただ今回はまってるんですよね。うなるようなレーザーに呼応する映像。それにPixMobもうごく。静かな曲ではブロックごとに光る。上と床面にもLEDがある。他のサイトでも言われてたけどようやくここ五年くらいでBUMPは特効入れ始めて、その究極系だと思います。A4AのシンプルなVJもカラフルなVJも切ない光が舞うようなVJもすごくマッチしてる。

Youtubeに上がってるものにもあるけど、[ray]のレーザーがまるばつさんかくになってたり、足元にいろいろ写してたりと、観客の外に、メンバーのための演出が多いのも好印象。

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ぼくはVJの端くれとして、「映像も照明も光を用いたアートの一環で、それによって曲という主役を引き立たせる」というスタンスを取っています。その点このライブでは「映像」「照明」「今撮影されてるBUMP OF CHICKEN」の間の境界を感じない。全てが絶妙にマッチしている。ときに映像自体もレーザーに近い演出になる。モーショングラフィックスとカメラ映像が合成される。曲を、BUMP OF CHICKENを、作品にするための最善をA4Aは見事に演出している。これはスゲェぞと。たぶん照明もヤベェぞと。

俺照明やべぇなんて昨日YoutubeでVirtual Self見た時にしかいわねぇぞ。

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この照明はマジでやばい。頭おかしい。カメラ壊れてる気がするし。一回見てみたいわ。

 

BUMPの照明スタッフの話は、詳しくは後半へ。

カメラワークがやばい、編集もやばい。

これもずっといろんなところで言われてるけど、とにかく映像の切り替わりもエグいし、ピンでかっこよく寄って撮ったと思ったら、すぐに引きで、メンバーぼかしてお客さんにピンと当てたり、花道にメンバーが3人出てきたら三人が綺麗にはまるように撮るとか。ドラムのアングル感とか。ちょっと魚眼ぽい演出があったりとか。前回の[BFLY]の360度映像は正直失敗だと思うけど、ああなんか生半可なカメラワークへのこだわりじゃねぇってひしひしと感じる。そして今回ディゾルブがめっちゃ多くて。藤くんのアップと全体映像が透明度50位で重なってるみたいな。こんなんライブ映像で見たことねぇみたいな。編集がすごくいい。ただときどきレイヤー切れしてるのわざとなのか知らんけどめっちゃ気になる。

映像の色味もやばい。

とにかく色味がいい。明瞭、色彩、コントラストみたいな、映像よりも写真加工みたいに見える。レーザー激しく使う曲は明瞭すぎず色鮮やかだし、おとなしい曲は色み落としたり、[リボン]なんて白黒に近いし。でもガラスのブルースをはじめとしたいわゆる[ライブハウス間]がある曲はすごいくっきりした色味、コントラスト、明瞭感。ギターくっきり映りすぎててきもいなあってレベルで、これもA4Aだからできるんだろうなあって

映像にVJ合成してくる

いや、正直期待してました。アリアもやって欲しかったけど、虹とかGOとかでこれ見せたかったんやろうなあってところを映像に合成する。その瞬間家のテレビはライブ会場のディスプレイに同期されるわけですね。正直めちゃくちゃかっこいい。俺たまアリいるわってなる。僕の家はたまアリです。

総括

マジで今回のDVDやばいです、全人類買ってほしい。百人いたら百人別のところで楽しめる。pinkieの藤ヒロ可愛すぎる。演出かっこいいのにBUMPの仲の良さめっちゃ見える。曲ひたすらいい。トリケラトプスしてくれる。みんな買え。ただ最後に[PATHFINDER]のディスプレイ映して欲しかった。でもライブDVDとしては過去最高の出来です。ぼくは[WILLPOLIS]から追ってるけど、ツアーとしても[WILLPOLIS2014]並みの満足度があった。[WILLPOLIS]の映像作品としての完成度、というかあれはライブドキュメンタリーとしての雰囲気も良かったけど、今回のは映像作品として非常にレベルが高い。マジでチームラボから離れてA4Aに行ったの良かった。軽くA4A信者入った。

本当にクオリティ高くて最後スタッフロールあっていいくらいだったけど、歌詞カードの裏を見るとツアースタッフ一覧がある。それを入れようと言ったのが、メンバーなのかマネージャーなのかA4Aなのか事務所なのかは俺は知らない。でもこのスタッフ一覧があるのが熱い。このライブを、この作品を音楽以上に拡張しようという気持ちが伝わるし、絶対レーザーと照明の会社これみてオファーしてくるところ必ずある。そういう一種の広告性も感じてしまうくらいに全てにクオリティが高い。

最後に

途中でも言ったようにぼくはもともとA4Aアンチだった。でもそれ以上のクオリティを見せられた。本音を言えばライブハウスのBUMPも見たかったよ。でもそれ以上のものがここにある。

この規模まで来た時にぼくは「音楽」っていう形態に縛られる必要はないと思う。Perfumeはライゾマティクスとテクノロジーとしての可能性を提示してくれる。セカオワは一つのファンタジー空間として、遊園地のような演出をする。音楽以外にも野球もテーマパークやお祭り会場になる。そのなかでいまのBUMP OF CHICKENとA4Aの作品は紛れもなく、ライブ演奏を用いた音と光のショー空間で、それは二時間で全て消えゆくアートの提示だと思う。技術として最新鋭ではない、チャレンジしてるわけでもない。でもただただクオリティが高くすべてに整合性がある。もちろんときには映像ダサいなって思うところはあるけど、A4Aと組み、WILLPOLIS2014,BFLY,そしてPATHFINDERと徐々にクオリティが上がっていて今が最高潮かと思うくらいの中で、次にこのタッグが何を生み出すのかが楽しみでしかない。

もしも狭い空間で、陰湿に自分と他人の差異について叫び散らしてたブラウン管の中にいないBUMP OF CHICKENが好きだったあなたにも、いまのお別ればかりを歌う悲しげで陽気で過度な演出のなかで囁くBUMP OF CHICKENを液晶の中で見てほしい。

それでは。